「無言になって気まずい」を解消する方法-言語心理学から考える-

会話をしていて「無言になって気まずい」思いをしたことがある方、いない?

私はう~っすら感じるよ(^ω^;)

で、なぜなのか?についてと、それの心理学を応用した簡単な対処法についてこの記事で説明しましょ!


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人を待たせるのが恐怖

以下、ネット上でのやりとりね。

質問者

俺、人を待たせちゃいけないって思い込みが強いんだけど、みんなもある?

何か聞かれても、全然思い浮かばなかったり、会話に間が空いたりすると、相手を待たせちゃいけないってすごく不安になるんだよね。

相手が待ってる、待たせている→すごく不愉快 イライラする

の構図がどうしても抜けない

いろいろ人に言ったりしてるけど抜けないんだよなぁ

自分が答え探している間に気を使ってフォローされたりするのも、すごく申し訳なくなる

とにかく、なんでもかんでも、人を待たせるのが死ぬほど怖いな

なんなんだろ 急かされるのも待たせるのも嫌なのってどうしたらいいんだろ

よく分かんないわ

とにかく何も喋ってない、相手を待たせてる時間が恐怖でしかないね

子供の頃オカンに言われてから、ほぼ人を待たせたことがない。後々わかったことやけど、人を待たせる罪悪感じゃなく、人を待たせていい加減なヤツと思われたくない体裁が働いてたことに気づいた。


コメント
なるほど 確かに人を待たせる人は常識がないとか 人の時間無駄にしてるとかっていう思い込みありますよね わた
しは人を待たせてつまんない時間を共有させてしまってると思うといたたまれなくなりますね

コメント
そもそも相手は待っていないかも、
間を楽しんでるかも知れないけどね。

質問者

期待に答えないと価値が無い、認めてもらえないっ類いの信じ込みがあるのかもしれないですね。
あとは、早く返事をしろっ、なんで言わないんだって、スゲー怒られたとか

誰かと居る時シ~ンとなるのが凄く怖いです(T-T)

嫌われたくない、おもしろくない、つまんない人、って思われたくないから、凄く話すけど、たまにうるさいって言われます(笑

コメント
思い込みって気付かれたのなら、変われるのでは…?

思考は「癖」です

癖は気づくと癖ではなくなります。選ぶことができるようになるんで。

コメント

大学のころ、心理学を専攻していました

隣の研究室の話なのだけど、「言語心理学」をやってて、「特定の発話」を増やしたり、減らしたりすることができるのね。

すこの言語心理学のベースには行動分析学があって、私はそちらを専門でやってた。

応用すると、自閉症のこどもに会話を教える方法の開発や、無意識に暴言を減らすとか(認知症など言語が通じない相手とのコミュニケーションにも応用可能)できます。

なんて、最後に書き込んでるのが私だけども。

行動分析学による行動原理で説明

行動分析学とは心理学の一種で、ザックリ言うと「心は直接観察不能なブラックボックスであり、直接観察できる行動を心の指標とする」主義である。

この理論の基礎を紹介した後に、言語心理学的な対処法について紹介していこう。

まず、言葉が硬いですが、

「環境」に対して、あなたが何か「行動」し、「後続事象(フィードバック)」が出現したとしましょう。

その「行動」が「増加」したら、後続事象を「強化子」であるとみなす。

「行動」が「減少」したら後続事象を「罰」であるとみなす。

で、

「行動の増減を観察しきる」ことが大切!

「怒られる」っていやなこと?

こどもに「そんなことをしてはいけない」と怒ったとしよう。

大人の意図としては望ましくない行動を減少させたい。

減少させるためには「怒られるのは嫌なものだ」という「思い込み」があるからだ。

で、親や教師から怒られることが「注目されている」ということで望ましくない行動を増やす(強)場合があるのです。

そうすると、そのこどもににとって怒られることは罰でなくて、強化子なのです!

あなたの「行動」の後に、「何かの発生頻度」が「増えたのか?減ったのか?」まで観察しましょう。

というベース。

後続事象が発生するまでの時間が大事

後続事象が発生するまでの時間(reaction time)が短ければ、その「何か」に対する影響が大きくなり、逆に、reaction timeが長ければ影響が小さくなる。

基礎研究では「どれくらいの時間が境目になるか」など条件を研究します。

例えば、会話の「相手(環境)」に「話しかけた(何か働きかけた)」ら、「返事」が返ってきたという状況でたとえる。

言葉がすぐに返ってくる=reaction time(反応潜時)が短いことはなんらかの影響が大きく、会話を続けたい場合、会話が続く要因となる、とされる。

なので、すぐに返事が返ってこない「完全沈黙」が発生すると、話しかけた側からすると、「話しかけた」という行動が強化されず、専門的には「消去」という状況になる。

「会話で待たせているのが恐怖」の対処法

本題です。言語心理学を研究していたお隣の研究室の成果だけど、

「えー」とか「あー」とか「うーん」とか発声があると「反応がある」とみなされる=会話が維持される、という研究を隣の研究室でしてましたw

会話で沈黙が発生しても怖いと思うのはなぜなのか? それを平気だと思うマインドつくり!

みたいに「あり方」を変えるのは時間がかかる。

なんか適当に声を出してりゃなんとかなるかもしれない「やり方」をやってみるのもいいかも・・・と思ってみたり。

相手がどう思っているか?なんてそこらへんの内的状態を予測ができても、正確に観測することができないから、行動をを指標とするのよ。

でも、最終的に「会話が継続する」頻度が増加するのか?減少するのか?というところまで観察するのが行動分析学ですから。

あなた沈黙することでが話しかけられる頻度が減少していたら「沈黙」が相手とって罰だし、心地よいと感じているなら「強化子」であり、会話が維持されるでしょう。

コメントの中に「そもそも相手は待っていないかも、間を楽しんでるかも知れないけどね。」とあったように、「沈黙が罰ではない」かもしれない。

もしかしたら、嫌々、あなたとの会話を続行しているかもしれないけどw

それも定かではないから、とにかく行動が増えたのか?減ったのか?をきっちり観察するんだよ。